原付のナンバープレートの色が3種類存在するのは原付の排気量が違うからです。


原動付自転車のナンバープレートと言えば白色です。これは、知っている人が多いですよね。街中で見かける原付についているナンバープレートは白色が多いと思います。

しかし、中には黄色やピンク色のナンバープレートをつけている原付が存在します。

なぜ、白色ではなく黄色やピンク色なのだと思いますか?

同じ原付のはずなのに不思議ですよね。

実は原付のナンバープレートには3種類あり、それぞれのナンバープレートの色で原付の違いを表しています。

白色のナンバープレート


よく見る、普通の原付です。原付の中では、白色のナンバープレートを付けているバイクが多いです。この色のナンバープレートを付けている人は、制限速度が30㎞/hに制限されているので、車よりも遅い速度で走っています。

免許の種類:原動免許

排気量  :50㏄以下

制限速度 :30km/h以下

二段階右折:必要

2人乗り :不可

黄色のナンバープレート


たまに、見るかな?位の認識をです。

滅多に見ないので、原付なのに制限速度をオーバーして走っていると思われてしまうことがありますが、実は黄色のナンバーを付けている原付は制限速度が60㎞/hなので、決して制限速度を違反しているわけではありません。

免許も、普通自動車二輪免許を持っているので教習所でしっかりとバイクの講習を受けています。

免許の種類:普通自動二輪免許(小型限定)

排気量  :51㏄~90㏄

制限速度 :60㎞/h

二段階右折:なし

2人乗り :可

ピンクのナンバープレート


郵便屋さんのバイクがピンクのナンバーを付けていることが多いので珍しい色ではないと思います。

もちろん、一般人も付けることができるので、一般の原付がこの色のナンバーをつけて走っていることもあります。

こちらの色も、制限速度が60㎞/hなので車と同じスピードで走っていても速度違反にはなりません。

免許の種類:普通自動二輪免許(小型限定)

排気量  :91㏄~125㏄

制限速度 :60km/h

二段階右折:なし

2人乗り :可

原付と原付2種


白色のナンバープレートを付けているのが一般的に原付と言われているものです。

黄色、ピンク色のナンバープレートを付けているものは原付2種と呼ばれていて白ナンバーの原付とは区別されています。

白ナンバーの原付と、黄色ピンク色のナンバーの原付は一緒に見えますが少し違いがあります。原付のサイズ自体が少し違い原付2種と呼ばれているものは通常の原付よりも少しサイズが大きくなっています。

おわりに


黄色やピンクのナンバープレートを見かけたときは白色ナンバーの原付とは違う動きをするということを覚えておいてください。

原付2種になれば通常のバイクと同じ動きをします。原付を見た目だけで判断せずに、ナンバープレートの色を見て原付なのか原付2種なのか判断してください。