都会の人が田舎暮らしをしたいと移住することが流行ってきています。某テレビ番組に芸能人が田舎に移住して生活している光景が流れています。すごく楽しそうに生活していて微笑ましくなりますよね。
しかし、実際に田舎に移住すれば現実を思い知らされます。田舎で生活することはそう簡単には行かないです。
そこで、田舎生活の現実をお伝えします。
近所付き合い
都会での近所付き合いと田舎の近所付き合いは違います。都会に住んでいれば、隣に誰が住んでいるのか知らないなんてこともありますよね。
しかし、田舎は誰がどこの家に住んでいるのか把握しています。近所の人と親密に付き合っていくことになります。
田舎では近所の情報がよく流れるので、田舎の人は、誰がどこで働いているとか、誰がお金をいっぱい持っているとか、よく知っています。プライバシーはないです。
家は離れていても近所の人間関係は近すぎるというほど近すぎます。隠し事は何でもかんでも近所の人に知られてしまうこともあるので、下手なことを言えないです。口を滑らしてしまったらもう大変。
「誰にも言わない」と言ってもらっても、結局話は広がっています。
家は離れていても近所の人間関係は近すぎるというほど近すぎます。隠し事は何でもかんでも近所の人に知られてしまうこともあるので、下手なことを言えないです。口を滑らしてしまったらもう大変。
「誰にも言わない」と言ってもらっても、結局話は広がっています。
また、田舎には田舎のしきたりがあります。しきたりによって苦労することがあります。お金がいっぱい必要になることもあります。田舎のしきたりを受け入れる覚悟が必要です。
移動手段
移動するのに都会は電車やバスを使います。
しかし、田舎にはバスや電車が走っていない地域があります。最寄り駅まで車移動になるので、自動車免許と自動車は必須になります。
田舎では自動車は一家に一台ではなく一人一台です。
もちろん、原付を利用している人もいますが、速度制限で30km/hしかだせないので車よりも移動時間が長くなります。
自動車もしくは原付がないと不便です。田舎に移住するなら自動車免許を取得し自動車を購入することをお勧めします。
仕事
田舎で仕事を探そうと思ってもなかなかしっくりくるものがないかもしれません。田舎での仕事は農業や漁業、中小企業の社員や役所の公務員です。
都会と違い仕事の幅が狭いです。IT企業は田舎に存在しません。田舎に移住するのは仕事を探してからにしましょう。
田舎で、仕事をするには、とりあえず運転免許は持っておきましょう。会社に車出勤するのが普通です。電車やバスで出勤は、駅やバス停が近くでない限り無理です。
田舎で、仕事をするには、とりあえず運転免許は持っておきましょう。会社に車出勤するのが普通です。電車やバスで出勤は、駅やバス停が近くでない限り無理です。
お店
都会と比べれば、はるかに少ないです。全くないところも存在します。全くなければ車でスーパーやコンビニ行かなければなりません。そうなれば、買い出しだけで、かなりの時間を使うことになります。
ご飯の支度時、材料がたりないから買い足しに少し行ってくるという距離ではありません。移住するときは、近くにお店のある所を選びましょう。
イベント
田舎のイベントといえばお祭りです。春祭り、夏祭り、秋祭り、田舎によって様々な祭りがあります。
しかし、祭りに参加するのは地元住民です。
都会みたいにいろんなところから人が集まってきて知らない人が参加しているイベントはありません。コミックマーケットみたいなイベントを想像しないでください。
自然豊か
田舎は自然が豊かです。自然しかありません。
夜はうるさい
田舎の夜は静かではありません。虫やカエルの鳴き声がうるさいです。
おわりに
移住するなら移住地のことを良く調べましょう。ド田舎に移住すれば、田んぼや山などの自然しかないのでかなり不便です。
選ぶなら、ド田舎ではなく最低でも徒歩30分以内に最寄り駅やスーパー、コンビニがあるところがいいでしょう。
電車、特にJRに乗っていれば田んぼがあるところを走っているのに駅の周辺はお店で栄えているところがあります。そういう地域は、田舎でも比較的住みやすいです。
あとは、移住者が多いところもおすすめです。
移住しても後悔しないように田舎に移住するのであればよく考えてからにしてください。