妖怪を祓うお仕事
現世(人間の世界)にいる妖怪たちを陰世(妖怪の世界)に払うのが物怪庵の主である安倍晴齋(あべのはるいつき)の仕事です。その仕事の奉公人(バイト)に芦屋花繪とモジャがいます。
妖怪を祓うときは常に妖怪思いで妖怪の要望に応え妖怪が安心して隠世に行けるように心がけて仕事をしています。
妖怪たちの信頼が厚く妖怪たちの喜ぶ姿が見られるところが魅力的です。
妖怪思いの安倍晴齋
主人公の安倍の晴樹は妖怪思いで、妖怪に対しての態度がすごく良いです。
妖怪相手の場合は常に敬語を使い妖怪を思いやるしっかり者ですが、それゆえ無理をしてしまい倒れることもあります。
人間相手になると敬語は使わない?というかあまり関わりたくないご様子。
妖怪相手のときと人間相手のときの対応のギャップは見ものです。
物怪庵の顔文字
物怪庵は妖怪で現世と隠世を繋ぐ部屋(利用できるのは主と奉公人のみ)でもあります。物怪庵で移動し、仕事に向かったり非常に便利な部屋です。
物怪庵が話すことはありませんが、意思は持っているので話があるときは風鈴を「チリーン」と鳴らして、掛け軸に文字を書きます。
文字を書くとき、自己表現として?顔文字が書かれているときがあり、顔文字で物怪庵の感情を読み取れます。
この顔文字が、お茶目で可愛い物怪庵です。
ふわふわモジャ
モノノ怪庵の奉公人で妖怪のモジャ。
自分を助けてくれた芦屋と安倍にすごく感謝をしており、自ら望んでモノノ怪庵の奉公人になりました。
まん丸とした体に尻尾、そして全体的にふっわふわで抱いているだけで気持ちよさそう。現実に存在したら良いのになぁ、なんて思います。
わがままヤヒコ
狐の妖怪で普段は子供姿のヤヒコ。
わがままで周りに迷惑をかけることもありますが、実際は甘えん坊なのでは?というギャップがあります。しっかり者のときもあったかも!?
わがままだけど、わがまましたい理由がなんとなく共感できます。
落雁というお菓子が好物の様子。
不機嫌なモノノケ庵は妖怪に対する安倍晴齋の姿勢がとにかく素晴らしいです。
以上、不機嫌なモノノケ庵の魅力でした。